※メーカーによっては、独自のカメラインターフェース(カメラアプリ)を用いて設定不可にしている端末もあるかもしれません。
今回は、設定の中にある「ホワイトバランス」について、書いてみました。
ホワイトバランスは白色を正確に現すための設定項目です。
白色は光の具合によって赤にも青にも変化します。それを防ぎ正確な色表現をするためにホワイトバランスで調整をします。
通常、どのカメラでもホワイトバランスは自動設定になっていますが、その自動設定に基準は無く、各メーカーによって様々です。
カメラによって、写真全体が青っぽくなる赤くなるなど、ホワイトバランスの設定に各メーカーの癖が出てきます。
その設定を変える事で、もっと自然な色合いに、もっと白を白色に表現することができるようになります。
「カメラ」アプリを開き、左上にある「設定」を押すと様々な設定を変更するメニューが表示されます。そのメニューの中程(少し下にスクロールさせる)に「ホワイトバランス」はあります。(一番上の写真を参照)
ただし、一眼レンズなどの高機能カメラのように、細かい設定は出来ません。
GalaxyS3α(SC-03E)では、晴天/曇り/白熱灯/蛍光灯のプリセットから選びます。
では、実際にどれぐらい変わるか撮り比べるとわかります。
被写体は福岡タワー、天気は晴れ、撮影時間は2月下旬の午後6時前、日没まで10~15分ぐらいです。
デフォルト(自動) |
晴天 |
曇り |
白熱灯 |
蛍光灯 |
肉眼で見た感じは、「デフォルト(自動)」と「晴天」の中間でした。デフォルトでも肉眼で見た感じに近いと思いますが、時間帯が夕方なので「晴天」の方が雰囲気をだせると思います。
曇りは、ちょっと赤過ぎですが、天気が曇りの時に使うと場の雰囲気にあう色合いになるかもしれません。
次に室内で撮影したものです。被写体は納豆パスタ、時間は夜(日没後)です。照明は一般的なリビング用蛍光灯です。
デフォルト(自動) |
白熱灯 |
蛍光灯 |
個人的には「デフォルト(自動)」が一番美味しそうに見えます。
蛍光灯の下での撮影だったのですが、ホワイトバランスの「蛍光灯」ではちょっと色が濃くですぎてます。
次は被写体を、せせり(鶏肉)の玉子とじに変えて撮影してみました。
(ちょっとタマゴが少なくて、若干グロく見えるかも知れませんが ^^;)
デフォルト(自動) |
晴天 |
蛍光灯 |
デフォルトでは、色味が薄く「晴天」では黄色っぽい。「蛍光灯」がほどよい色に思えます。
「白熱灯」での撮影はアップしてません。色合いが、そうとうグロかったのでwww
このようにホワイトバランスを変えるだけで、ご飯が美味しそうに見えたり、時間にあった風景の雰囲気を出したりします。
デフォルト(自動)設定は、必ずしもベストって言うわけではありません。
もちろんベストな時もありますが、照明(光の具合)、被写体の色などによって、変わってきます。
なお、この色の変化については、各メーカーの意思や思考によって変わるので、カメラが変われば色の変化も変わってきます。また、Android端末だけでは無く、一眼レフカメラやミラーレスカメラ、コンパクトデジカメでも同じです。
(カメラ機の方がプリセットも多かったり、もっと細かく色の設定ができます。)
デフォルトで撮影して、撮った写真を見て何か違うと感じたら、ホワイトバランスを変えてみて下さい。
ホワイトバランスと露出補正(前回の記事)を使うと、その場の雰囲気が出る写真や肉眼で見たままの風景を表現することができるようになると思います。
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